寒さが残る2月21日、
心温まるひとときを「寺町ひろば」という認知症カフェで過ごしました。
この日は、「寺町ひろば」がスタートしてから
初めて訪問者が来られて、特別な日となりました。
今回は2名の方が来られました。
大勢の中でワイワイするのももちろん良いかもしれませんが、
このような少人数でお話しし合えるのも
とても落ち着いてお話ができ、親近感のある雰囲気の中で過ごせます。
「寺町ひろば」は、認知症の方々やその家族が、日常の喧騒から離れ、
ゆったりとした時間を過ごせるようにと設けられた場所です。
ここでは、心を込めたコーヒーやお茶が提供され、
訪問者一人ひとりとの深い会話が花開きます。
この日も、店内は温かく穏やかな雰囲気に包まれていました。
最初のお客様は、近くにお住まいのご高齢の方でした。
初めての訪問に少し緊張されている様子でしたが、
スタッフの心からの歓迎によって、すぐにリラックスされ、笑顔を見せてくださいました。
彼女との会話は、若かりし頃の思い出に花を咲かせました。
また、スタッフを子供や孫のように感じてくださり、
彼女の生き生きとした表情からは、過去の美しい思い出が
今でも彼女の心を温かくしていることが伝わってきました。
もう一人のお客様は、認知症を抱えるご家族を支えている中、
少しの息抜きを求めて来店された地域の方でした。
カフェの温かな雰囲気の中で、他の訪問者やスタッフとの交流を通じて、
日頃のストレスや悩みから、少しでも距離を置ける時間が過ごせられていたら
私たちスタッフも嬉しいです。
彼と他のお客様との間に生まれる共感や助言は、
認知症をめぐる困難を共有する貴重な機会となりました。
この日、寺町ひろばは単なるカフェではなく、
コミュニティの絆を深める場となりました。
いろんな共通のテーマを持ちつつ、それぞれの個性や物語を持つ人々が、
ここで新たな繋がりを作っていきます。
私たち「寺町ひろば」は、これからも
認知症の方々とその家族が安心して集える場所としての役割を担い続けます。
誰もが安心して過ごせる空間を提供することで、
地域社会に温かい光を灯し続けることを願っています。
これからも、「寺町ひろば」は皆様の心の支えとなるべく、
温かいおもてなしを提供し続けます。
今後、体操や痛みの講演会など色々企画してみようともいます！
これからも暖かく見守って下さい！
お時間のある方は飛び込みでも構いませんので、フラッととお立ち寄り下さいね！
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